NAS ログイン

一部の Network Attached Storage デバイスは、LDAP を使用してユーザーを認証できます。下記から NAS OS を選択して、Foxpass と統合するように構成する方法について説明します。

Synology NAS LDAP

Foxpass を利用した LDAP による Synology NAS 認証。

 
Foxpass を利用した LDAP で Synology NAS 認証を設定する方法は次のとおりです。

まず、Foxpass にログインして、次の手順を実行します。

  1. ダッシュボード ページでベース DN をメモします。コピーしてどこかに貼り付けます。
  2. LDAP バインダー ページで「synology」という名前の LDAP バインダー アカウントを作成します。生成されたパスワードをコピーして貼り付けます。一度だけ表示されます。
 
 
Synology LDAP 構成:
  • コントロールパネルを立ち上げる
  • 左側からドメイン/LDAP を選択します
  • 上部のタブで「LDAP」を選択します
  • LDAP サーバーのアドレス: ldap.foxpass.com
  • 暗号化: SSL
  • ベース DN: (ベース DN、例: dc=example,dc=com)
  • プロファイル: カスタム
  • プロファイルの横にある [編集] をクリックします。
  • filter -> passwd の「Mapping Target」に、objectClass=inetOrgPersonと入力します。
  • filter -> shadow の「Mapping Target」に、objectClass=inetOrgPersonと入力します。
  • filter -> group の「Mapping Target」に、objectClass=groupOfNamesと入力します。
  • group -> gidNumber の「Mapping Target」にHASH(cn)を入力
  • group -> memberUid の「Mapping Target」に member を入力
  • passwd -> uidNumber の「Mapping Target」にHASH(entryUUID)を入力
  • passwd -> gidNumber の「Mapping Target」にHASH(entryUUID)を入力
  • [適用] をクリックします
  • [適用] をクリックします
  • Bind DN とパスワードの入力を求めるプロンプトが表示されます
  • バインド DN には、上で作成した Binder アカウントを次の形式で入力します: cn=synology,[ your base dn ] (例 cn=synology,dc=example,dc=com)
  • 上記で生成されたパスワードを入力します。
  • [適用] をクリックします。
FreeNAS LDAP

Foxpass を利用した LDAP による Synology NAS 認証。

 
 
Foxpass を利用した LDAP で FreeNAS 認証を設定する方法は次のとおりです。

📘  デフォルトでサポートされている一部のボリューム タイプのみ

Foxpass は、デフォルトでは Samba 拡張機能をサポートしていません。この機能はアドオンとして提供しています (追加料金あり)。

  1. 証明書チェーンを取得する
Shell
echo "" | openssl s_client -connect ldap.foxpass.com:636 -prexit 2>/dev/null | sed -n -e '/BEGIN\ CERTIFICATE/,/END\ CERTIFICATE/ p'
  1. System -> CA's に移動し、新しい ca を追加します。

FreeNAS_LDAP01_20230206.png
  1. 証明書チェーンを証明書ボックスに貼り付け、秘密鍵とパスワードのフィールドを空白のままにし、ランダムな整数をシリアル フィールドに割り当てます (1 で問題ありません)。

  2. ディレクトリ -> LDAP に移動し、次のように設定します。

FreeNAS_LDAP02_20230206.png
  
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